私が依頼した調査会社には、力のあるカウンセラーさんがいて、調査に関するさまざまな調整も担当してくれていた。そのカウンセラーさんから「調査日が直近すぎると失敗する可能性があるから、まず夫の情報をもっと集めてから調査したほうがいい」とアドバイスをもらった。
私自身すぐに調査してもらおうと思っていたので、拍子抜けした感じだったが、考える余裕が生まれたことがかえって良かったと思う。衝動的に動くのはあまりよくないと感じた。
実際、調査の日程は情報収集の後に設定することになり、私の場合は約二週間後に調査開始日が決まった。
調査会社からは、調査成功のために以下の情報を教えてほしいと言われた。
- 夫の車について
- 車種
- 色
- ナンバー(ナンバープレートの番号)
- 駐車場の場所(自宅以外もあれば)
- 夫の顔写真
- マスクなしのもの
- 身体的特徴
- 身長・体重(おおよそでOK)
- 目立つほくろや傷などの特徴
- メガネの有無
- 服装や持ち物の傾向
- よく着る服のタイプ(スーツやカジュアルなど)
- よく使うバッグ(私は仕事用のカバンの写真を提出した)
- 自宅の情報
- 住所
- 周囲の立地状況(人通り、交通量、建物の配置など)
- 勤務先に関する情報
- 勤務先の住所・会社名
- 部署や仕事内容
- 勤務形態(シフト勤務や在宅勤務の有無など)
- 通勤の情報
- 出社時間や帰宅時間の傾向
- 通勤方法(車、電車、徒歩など)
- 最寄り駅や通勤経路
- 不倫相手の情報(可能なら)
- 夫のスマホが見られるなら、LINEや通話履歴、写真、SNSなどからわかる情報もできるだけ集めるように言われた。
まとめると、調査の成功は情報の質と量にかかっている。探偵に頼んだらすぐに動いてくれると思いがちだけど、実際は「どれだけ事前に情報を集められるか」がポイントになる。
私は二週間かけて夫の行動や周囲の状況を丁寧に把握し、その情報を調査会社に渡すことで、より確実な調査ができる土台を作ることができた。
これから探偵に不倫調査を頼もうと思っている人に、参考になればうれしい。実際の調査結果や調査中に感じたことは、また別の記事で紹介するつもりだ。
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