様々な情報を得るために読んだ本の紹介です。
不倫問題に直面したとき、「知らない」が一番怖かった
夫の不倫が発覚したとき、私は何から手をつけていいのか分からず、ただただ混乱していました。
感情はあふれるのに、冷静に考えようとすればするほど、自分に「知識」がまるでないことに気づかされたのです。
「慰謝料っていくら請求できるの?」
「離婚しなくても、責任を問えるの?」
「法律ではどう扱われるの?」
そんな疑問に答えてくれたのが、『ポケット六法』でした。

実際に買ってみた感想
◆ コンパクトで持ちやすいけど中身は本格的
B6サイズで厚みはありますが、バッグに入る大きさです。
条文だけでなく、巻末の索引がとても優秀で、知りたいワードから探せるのがありがたいです。
◆ 初心者でも「引きやすい」工夫がある
法律に詳しくない私でも、民法・刑法・憲法などの章立てがはっきりしていて、「慰謝料」「離婚」「不法行為」などのワードから該当条文にたどり着けました。
◆ 改訂されているから安心感がある
私が購入したのは時期の関係もあり「最新版(令和5年度版)」でした。現在はもっと新しいものがあります。
調べてみると、古い六法を参考にしてしまってトラブルになることもあるそうなので、最新版を選ぶことの大切さを実感しました。
ポケット六法が特に役立ったシーン
- 慰謝料を請求できる根拠として「民法709条(不法行為)」を調べたとき
- 離婚理由の正当性を確認するために「民法770条」を読んだとき
- 夫婦間の義務(同居・協力・扶助)を知って、自分の正しさを再確認できたとき
弁護士に相談する前の「予習」としても、とても役立ちました。
ポケット六法のデメリット
- 法律用語が難しいと感じることがある(※補足本があると安心)
- 条文の「解釈」や「事例」は載っていないので、別の参考書やサイトを併用した方が良い
- 毎年改訂されるため、古くなるのが早い(でもそれだけ信頼できる)
まとめ|感情ではなく、法律を味方にするために
夫の不倫という出来事は、私の心を大きく揺らしました。
でも、法律を知ることは、私に「自分を守るための言葉」をくれました。
ポケット六法は、弁護士ではない私にも「調べる力」と「考える力」を与えてくれた一冊です。
これから不倫や離婚の問題に直面している方には、「六法なんて自分に関係ない」と思わず、一度開いてみてほしいと思います。

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