見つけてしまった。夫のスマホに隠されていた女性の写真

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「嫌な日課」の中で、見つけてしまった

子どもを寝かしつけて、夫の寝息を確かめる。

その夜も、いつものように確認していた。

今日は写真をちゃんと見てみよう。

そう思った。

仕事で撮った写真。

出かけたときの写真。

家族の写真。

スクロールしていくと、いろんな瞬間が並んでいた。

でも、気になる女性の写真は見当たらない。

「LINEではあれだけやり取りしているのに、写真は撮らないんだろうか」

「いや、そんなことある?」

「もしかして、徹底して残さないようにしてる?」

また頭の中で、いろんなことを考え始める。

昔の家族写真が出てきた

さらに見ていると、

子どもたちがまだ小さかった頃の写真が出てきた。

懐かしい。

こんなに小さかったんだ。

この頃、何してたっけ。

写真を見ていると、その頃の記憶まで戻ってくる。

そして、また考えてしまった。

この頃、夫は何をしていたんだろう。

あの女性とのやり取りは、約5年前から続いていた。

じゃあ、この写真を撮った頃は?

この日も?

この頃も?

楽しかったはずの思い出なのに、

もう以前と同じ気持ちでは見られなかった。

「違う、今日はこれを見てる場合じゃない」

我に返って、また確認を続けた。

見たことのない「非表示」という文字

しばらくして、

見慣れないものが目に入った。

「非表示」

私はそんな機能を使ったことがなかった。

こんなのあるんだ。

そう思った。

そして、その先に何があるのか、

急に怖くなった。

見たい。

でも、見たくない。

ほんの一瞬、迷った。

それでも私は、その中を確認した。

そこに、女性の写真があった

画面が切り替わった瞬間だった。

女性の写真が目に飛び込んできた。

一瞬、

何を見ているのかわからなかった。

頭ではわかっている。

でも、体がついてこなかった。

手が震えた。

気持ち悪い。

体の中から一気に血の気が引いていくような感じがした。

「やっぱり……」

そう思った。

でも同時に、

「見たくなかった」

とも思った。

写真が一枚もないなんて、おかしい。

どこかにあるんじゃないか。

ずっとそう思っていた。

自分で探していた。

それなのに、

本当に出てきたら、

今度は「見つけたくなかった」と思っている。

自分でも矛盾していると思う。

でも、それがそのときの本当の気持ちだった。

一枚だけじゃなかった

そして、さらに怖かったのは、

それが一枚だけではなかったことだった。

まだある。

またある。

女性の写真が、

次々と出てくる。

私は画面を見ながら、

だんだん息が苦しくなっていった。

LINEの文章だけを見ていたときとは違った。

そこに写っている女性は、

当たり前だけど、

ちゃんと存在していた。

夫が私に隠していた相手が、

突然、目の前に現れたような感覚だった。

夫は、何も知らずに眠っていた

私はいったん見るのをやめた。

もう十分だった。

夫はすぐそばで眠っている。

寝息も変わらない。

子どもたちも眠っている。

部屋の中は、

いつもと何も変わらない。

なのに、

私だけが違う世界に放り込まれたような気がした。

さっきまで知らなかったことを、

私はもう知ってしまった。

夫が隠していた場所に、女性の写真があった。

その事実だけが、

頭から離れなかった。

「やっぱり何かある」

そう思う自分と、

「まだ決めつけちゃいけない」

と思う自分。

まだ両方いた。

私はこのときも、

どこかで夫を信じられる理由を探していたんだと思う。

でも、

「何もないはず」

という気持ちは、

少しずつ崩れ始めていた。

iPhoneの「非表示」機能については、別の記事で仕組みや注意点をまとめています。

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